手や指のイボ 尋常性疣贅の症状と治療法

手や指のイボとして挙げられるひとつが、尋常性疣贅(じんじょうせいゆうぜい)です。

尋常性疣贅はウイルスが原因となって生じるイボのことであり、基本的には病院の皮膚科で治療することになります。

手や指のイボは家事の妨げになることもありますし、子供ですとコンプレックスになってしまうこともありますので、なるべく早めに治療したほうが良いでしょう。

ここでは手や指のイボのひとつである尋常性疣贅の症状と治療法について説明したいと思います。

尋常性疣贅の症状とは

尋常性疣贅は、そのまま放っておく人が多いイボの一種と言っても良いかもしれません。

なぜなら、尋常性疣贅には痛みやかゆみがほとんどないためです。

尋常性疣贅は手や指の背側など微小な傷を負いやすい場所にできるケースが多く、これは傷からウイルス感染するためだと考えられています。

ただ、足底にできる尋常性疣贅はイボに体重がかかるため、痛みを訴える方も多いようです。

また、症状が悪化することもあり、治療が困難になる、つまり難治性のイボになってしまう可能性がありますので、早めに病院で治療すべきでしょう。

尋常性疣贅の治療法とは

手や指のイボの一種である尋常性疣贅は、基本的に病院で治療することをおすすめします。

では、病院ではどのような治療法が行われているのでしょうか?

以下で代表的な治療法を紹介します。

液体窒素

病院の皮膚科で行われている液体窒素による治療は、超低温の液体窒素を手や指のイボに浸し、除去する治療法です。

ほとんどの病院が液体窒素療法を取り入れており、治療効果は高いと言われています。

治療期間としては3ヶ月程度を目安にすると良いでしょう。

イボの個数や状態などによって治療期間に差が出ますが、一般的には1~2週間に1度のペースで治療し、3ヵ月続けることで完治すると言われています。

ただし、尋常性疣贅はウイルス感染が原因となっていますので、治療中にウイルスに感染し、イボが再発してしまうリスクもゼロではありません。

ヨクイニン

ヨクイニンエキスは、ハト麦の種から抽出できる成分であり、多くの病院がイボ治療時に処方しています。

ヨクイニンエキスには直接的にウイルスを死滅させる働きはありませんが、消炎作用や免疫力向上作用があるとされるため、イボの除去につながると考えられているようです。

なお、尋常性疣贅の治療法には液体窒素とヨクイニンの他、炭酸ガスレーザーや紫外線が用いられることもあります。

一般的にはレーザー治療と呼ばれているのですが、レーザー治療は液体窒素やヨクイニンとどのような違いがあるのでしょうか?

それぞれの治療法の特徴については下記のサイトにまとめられていますので、チェックしていただければと思います。

⇒「首のいぼを治療するには?病院でしか治療できないの?」

尋常性疣贅を完治させるには

尋常性疣贅を完治させるためには、上記で説明していますようにまずは病院の皮膚科で治療を受けることが重要です。

そして、液体窒素療法などで手や指のイボを除去したら、皮膚が元通りになるまで皮膚を保護してください。

そうしなければ、傷口がウイルスに感染し、イボが再発してしまう可能性があります。

治療後にはかさぶたができますので、絶対に無理やり剥がさないようにしましょう。

ちなみに、皮膚をアルコール除菌すればイボをのウイルスを除菌できると思っている方もいらっしゃるかもしれませんが、アルコール除菌はあくまで皮膚の表面のウイルスを除去するものであり、イボのように皮膚の奥に入り込んだウイルスを除菌することはできません。